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手術が決まってからは、諸々の検査や、入院の準備や、仕事や、療養休暇の申請やらを、どうにかこなしながら過ごしていました。
その間も体調は芳しくなくて、脇から腕の痛みが強くて、心身ともに疲弊してました。
車の運転はギリギリできるレベルで、着替えるのも、寝るのも、仕事で重たいファイルを手で取るのも、バッグを手に持つのも、これ以上に病状が悪化しないようにと、かなり神経を遣う日々。
すごく長くて暗い日々でした。
早く手術をして、まずは痛みから解放されたくて、手術日がとても待ち遠しかったです。
だけどそんな中でも、友達が会いに来てくれたり、神社へ病気平癒の祈願へ行ったり、半ば無理やりだけどお笑い動画を見るようにしたりして、どうにか心のバランスを保っていました。
そうして、ついに入院日を迎えました。
入院初日(手術の前日)
2024/09/04
前日まで仕事だったので、なんだか落ち着く間もなく入院しました。
入院の翌日が手術日です。
入院初日にしたことは次のとおり。
- 手術箇所へのマーキング
- 麻酔科受診
- 腕の可動域測定
- 各種測定(検温、血圧、酸素飽和度、体重)
- 手術着・弾性ストッキングの受け取り
- 院内説明と入院書類の確認
これらのことを一度にやるわけではなく、病室で待機しながら、呼ばれたら指示された場所へ行ったり、担当の方が病室に来てくださったりしながら、一つずつ行いました。
手術箇所のマーキング
手術箇所のマーキングは、超音波検査室に行ってしました。
超音波の装置を切除予定の場所に当てて、画像をリアルタイムで確認しながら、肌に直接マーカーペンで印が付けられました。
ドクターが使っていたマーカーは、普通に文房具店で売っているマーカーのような気がしたけど(笑)…あれは医療用なのかな?
マーキングした場所はシャワーで濡らしても大丈夫だけど、擦って消さないようにね、と言われました。
病室に帰って鏡でマーキングされた場所を見たら、太陽のイラストみたいになってました。
麻酔科受診
麻酔科受診では、手術を担当してくれる麻酔科ドクターの診察を受けました。
麻酔によって起こりうる可能性などの説明を受けて、不安な点を質問して、同意書を書きました。
今日の21時から絶食だよ、とか、水分摂取できるのは明日の10時までだよ、といった患者側が守る必要のある事項についても説明を受けました。
腕の可動域測定
どのくらい腕を上げられるか角度を測定したり、腕の太さを計測したり、握力の測定もしました。
腕の測定は、術後のリハビリとリンパ浮腫予防のために行っているようです。
脇のしこりによって腕の神経が圧迫されていて、脇から腕先まで痛みが生じていたので、測定のためとはいえ腕を上げたり、握力測定で腕に力を入れたりするのはかなり不安でした。
こんな感じで、日中は明日の手術へ向けての準備で時間が経っていきました。
各担当の方と、明日の手術に向けて顔を合わせてお話させてもらう機会があって、心強くてありがたかったです。
夜は夕食を食べてから、シャワーを浴びて身体を清潔に保って、明日の手術に備えました。
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手術前日に書いた手紙
そして、寝る前に・・・
これは1度目の乳がんで手術を受けるときに、乳房を切除するということに対して手術の前日まで気持ちの整理がつかずにいて、入院の記録用にと持って来ていたルーズリーフの用紙に、「私のお胸さんへ」という宛先で、手紙を書いたことが始まりなのですが…
今回も同様に、私なりの手術前の儀式だと思って、切除することになる「私の副乳さんとリンパ節さんへ」という宛先で、ありったけの気持ちを込めた手紙を書きました。