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2度目の抗がん剤治療が終盤に近づいてきた頃のこと。
友達とLINEしてたんだけれども、
その中で友達がね、「最近、メンタルが憂鬱になりがちでさ〜、更年期なのかなぁ、ホルモンバランスのせいなのかなぁって感じなんだよね〜」みたいな、内容の話が出てきたんだよね。
私のがん罹患にも理解のある友達なのだけど、もちろん友達に何の悪気があるんけでもなく、きっと普通の、至って普通の会話なんだと思うんだけど…
私は、“更年期”とか“ホルモンバランス”とかっていう言葉を使われるだけで、辛くなってしまいました。
私が抗がん剤治療やホルモン療法の影響で失った妊孕性への思いがそうさせるんだよね。
30代前半で更年期と同じような状態になりたくなかった。
治療を頑張っても頑張っても、心にはずしっと辛いものが芽生えて止まり続けてる。
がんになって、何が辛かったか?と問われたら、私の答えは「子どもを産めなくなったこと」。
表面的には取り繕って、普通に、普通に振る舞うように、友達に何事も感じさせないように、LINEでの会話を続けました。
これが私の日常なんだよね。
いつか消化できる日が来るんだろうか・・・。
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