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私は1度目の乳がん治療のため、
【手術(部分切除)→放射線治療→抗がん剤治療→ホルモン療法】という治療をしてきました。
再発防止のためのホルモン療法は今でも継続中です。
そんな中での、2度目のがん告知。
生検をする段階でも、医師の先生はがんではなさそうなんだけど・・・と仰っていたので、私はてっきり、がんではない、と思い込んでいました。
なんたって、
1度目のがん治療をあれだけ頑張ったのだから、
抗がん剤にも耐えたのだから、
ホルモン療法もまだ頑張って治療を続けているんだから・・・
だから、私は、もう、がんには、ならない。
そう思ってきたんです。
がんの治療は、肉体的にも負担は大きく、体調はかなり変わりました。
内面的にもつらいものがありました。
それでも4年以上の間、治療を頑張って続けてきました。
あれだけ辛い治療も耐えてきたのだから、乗り越えてきたのだから、だから、もう大丈夫。
もう、がんにはならない。と、
これまでに治療してきたことを自負していました。
だからこそ、
2度目のがん告知では、絶望感みたいなものがありました。
これだけ治療をやっても、だめなのか、と。
あんなに頑張って耐えてきたのに、だめなのか、と。
こんなに早くまたがんになるのか、と。
厳しい現実を目の当たりにしました。
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1度目のときと同じ治療をまた繰り返さなければならないのか、
いつになったら治療が終わって副作用のない元気な身体に戻れるのか、
あれだけ治療してもまたがんになるなんて、この先どうしたらいいのか、
いろんな感情がごちゃ混ぜに沸き起こって、ひしめき合って、
どーんと重たい鉛のように私の心のスペースを占拠しました。
そして、自分の身体というものとの対峙が始まりました。
AYA世代(若年世代)で、2度がんになった身体、
前回からまだ5年も経っていないのにがんになった身体・・・
それが私の身体なのか、と。。
「1度がんになったけれど、今は健康を取り戻した私の身体」…
それを信じたかったのに、
突如として、
それは自分の単なる思い込みだったのだと、知らされました。