【医療用ウィッグ】1万円未満と20万円超のウィッグを比較レビュー

医療用ウィッグ1万円未満と20万円超のウィッグを比較レビュー 脱毛・ウィッグ

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classy wig

こんにちは。

AYA世代での乳がん経験のあるsoraといいます。

 

医療用ウィッグの購入を検討していると、販売されている医療用ウィッグの価格帯がピンからキリまであるので、結局どれを選べばいいのかと迷いますよね。

質と見た目を重視した高価なウィッグにするか、経済面を優先した安価なウィッグにするか、決めかねている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、実際に私が使用している1万円未満の医療用ウィッグと、20万円超の医療用ウィッグの2つを、分かりやすく写真を掲載して比較レビューしているので、ぜひウィッグ選びの参考にしてみてください。

比較する医療用ウィッグ

今回比較する医療用ウィッグはこちら▽

安価なウィッグと高級ウィッグ

画像左側が1万円未満の医療用ウィッグ、画像右側が20万円超の医療用ウィッグです。

 

1万円未満のものは、ブライトララというウィッグ専門ショップの「素肌ウィッグ」です。

20万円超のものは、アートネイチャーの「アンクス」というウィッグです。

どちらとも、医療用ウィッグのJIS規格適合品であることを意味する「M.Wig」マークに認証されています。

 

ブライトララの「素肌ウィッグ」はその名のとおり、インナーキャップ無しで素肌に直接装着できる作りになっています。対してアートネイチャーの「アンクス」は、着用する際にはインナーキャップが必要な作りです。ウィッグ内側の構造がそれぞれ異なるため、今回はウィッグの外側についてのみ比較します。

 

1万円未満ウィッグと20万円超ウィッグを比較

それでは、ウィッグを比較してみていきます。

安価なウィッグと高級ウィッグ
左:1万円未満ウィッグ、右:20万円超ウィッグ

毛質

まずは毛質から見ていきます。

1万円未満ウィッグ20万円超ウィッグ
毛質人工毛人毛と人工毛のミックス毛
カラー均一濃淡のあるカラー
触った感触サラサラほぼ人毛に近い触り心地
見た目照りが強め自然な照り

 

毛の近影はこんな感じです▽

安価なウィッグと高級ウィッグ
左:1万円未満ウィッグ、右:20万円超ウィッグ

1万円未満ウィッグは、全て人工毛です。毛のカラーは全て均一です。ブライトララの人工毛は柔らかくてしなやかな触り心地で、毛の先が皮膚に当たってもチクチクしません。また、ヘアアイロンで形をつけることも可能です。

20万円超ウィッグは、人毛と人工毛のミックス毛です。カラーに濃淡があり、色素の濃い毛と薄い毛が混じり合うことで、より自然な見た目の毛になっています。どれが人毛でどれが人工毛なのかは、見た目では分かりませんし、触っても分からないクオリティです。触り心地は、まさに普通の髪の毛のように感じます。

 

全体的に見るとこんな感じです▽

1万円未満ウィッグの方が、光が当たったときの照りが強いことが分かります。人工毛特有の均一感と照りの印象があります。

20万円超ウィッグの方は、光が当たったときの照りは落ち着いていて自然に見えます。

 

頭頂部

続いては頭頂部をみていきます。

1万円未満ウィッグ20万円超ウィッグ
人工頭皮ありあり
分け目I型で固定
分け目位置の変更はできない
分け目位置の変更ができる
見た目くっきり自然

 

頭頂部を真上から見るとこんな感じです▽

安価なウィッグと高級ウィッグ
真上から(左:1万円未満ウィッグ、右:20万円超ウィッグ)

 

頭頂部近影こんな感じです▽

1万円未満ウィッグは、分け目に沿って左右に毛並みが流れるように毛が植えられているので、分け目の位置を変えることはできない仕様になっています。I型の直線でくっきりとした分け目になっています。

20万円超ウィッグは、人工頭皮に毛が総手植えされているので、分け目と毛の立ち上がり感は本当に自然な見た目になっています。また、人工頭皮(約10×10cm)の範囲内であれば、分け目の位置を変えることができます

 

前髪

続いては前髪です。

1万円未満ウィッグ20万円超ウィッグ
毛の立ち上がり感ふかし加工あり自然な立ち上がり
カール感ストレート丸みのあるカール
前髪からサイドへの繋がりやや隙間あり自然

 

前髪こんな感じです

安価なウィッグと高級ウィッグ
左:1万円未満ウィッグ、右:20万円超ウィッグ

毛の立ち上がり感については、

1万円未満ウィッグの前髪の生え際エリアには、ふんわりと見せるための工夫として、短い毛や縮れた毛(ふかし)が植えられています。

前髪をめくると、ふかし加工されているのが分かります▽

ブライトララ 素肌ウィッグ ショコラブラウン
1万円未満ウィッグ

20万円超ウィッグには、ふかし加工はありません。総手植えという手法で、毛を一本一本すべて手で植え付けられているので、ふかし加工がなくてもふわっとした自然な毛の立ち上がり感があります

 

カール感については、

1万円未満ウィッグの方はカールはなくストレートなので、ストンと前髪が下りる感じになります。

20万円超ウィッグの方は、やや丸みのあるカール感があります。このカール感はシャンプーを繰り返しても無くなることはありません。乾くと自然なカールが蘇ります。

 

正面から前髪を見るとこんな感じです▽

安価なウィッグと高級ウィッグ
左:1万円未満ウィッグ、右:20万円超ウィッグ

前髪からサイドエリアへの繋がり具合については、

1万円未満ウィッグの方は、前髪とサイドエリアとの間にやや隙間を感じます。かなり目立つわけではありませんが、それぞれの毛のエリアがはっきり定まっている感じが強いです。

20万円超ウィッグの方は、前髪からサイドエリアが自然に繋がっています。どの角度から見ても隙間があるような違和感はありません。

 

アフターサービス

最後に、アフターサービスについてです。

1万円未満ウィッグ20万円超ウィッグ
購入時カットサービスなしあり
アフターサービスなしあり

ウィッグを長期間使用していくためには、ウィッグのお手入れをしてあげることが必要不可欠です。

シャンプーやトリートメントは自分でもできますが、カットやスタイル変更、縮れ直しなどはウィッグ専門店でメンテナンスしてもらうことが一般的です。

安価なウィッグと高級ウィッグ
左:1万円未満ウィッグ、右:20万円超ウィッグ

1万円未満ウィッグの方は、購入時から一度もカットしていないので、前髪の毛先がパッツリめです。

20万円超ウィッグの方は、何度かカットをしてもらっているので、前髪やサイドの毛先に自然な梳きがあります。また、購入時から5年以上が経過していますが、縮れ直しやトリートメントもアフターサービスのメンテナンスを利用しているので、品質を保ったまま長期間使用できています

ウィッグを長く使用していくうえでは、アフターサービスの有無は結構大きな違いだなと思います。

まとめ

ここまで、1万円未満ウィッグと20万円超ウィッグの比較を見てきました。

比較してきたことを総じてまとめると次のようになります。

1万円未満ウィッグ20万円超ウィッグ
見た目を重視したい
経済的な負担を軽減したい

ほぼ予想通りの結果ですが、

ウィッグであることを絶対にバレたくないとか、見た目の自然さを重視したい場合には、圧倒的に20万円超ウィッグの方に軍配が上がります。

経済的な負担を抑えたい場合には、やはり1万円未満ウィッグの方に軍配が上がります。

ただ、どちらのウィッグが良い悪いということではなく、どちらのウィッグにもそれぞれの良さがあります。

 

今回比較した私の1万円未満のブライトララの素肌ウィッグは、着用する感触がとても良いし、スタイルが可愛いのでとても気に入っています。私は主にお出かけを楽しみたい休日やリラックスしたい日に使うことが多いです。

私の20万円超のアートネイチャーのアンクスは、見た目の自然さと耐久性に優れています。多くの人と関わる仕事の日に使うことが多いです。

 

何を重視したいか、どういったシーンで使用したいか、を考えるとウィッグ選びをしやすいのではないでしょうか(^^)

 

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