記事内にアフィリエイト広告が含まれています。
寝れない夜
2024/09/06
夜中になって日付が変わり、術後1日目(入院3日目)に突入ー
夜中も看護師さんが定期的に検温、点滴交換、尿交換、ドレーン液の交換などをしてくれました。
相変わらず私はベッドに寝たまま。
脚は自力で曲げ伸ばしくらいはできたのですが、上半身は手術した側を自力で動かすことができないままでした。
そのため、看護師さんが時々、背中にクッションを挟んで身体の角度を変えてくれました。
そんな感じで、ほとんど眠れないまま一夜を過ごしました。
眠剤をもらえばよかった・・・。
手術直後にもかかわらず、相変わらずホットフラッシュが定期的に起こりました。
普段は、寝ているときにホットフラッシュが起きれば、布団を蹴飛ばして涼しい環境を作り出せれるのですが、術後にそんなことができるわけもなく。
ホットフラッシュが起きる度に布団の中が暑くてたまらなくて辛かったので、看護師さんが来たときに、ホットフラッシュで熱くなることを伝えたら、布団を薄手のタオルケットに変えてくれました。よかったーー。。
そして驚きの事実を知りました。
ホットフラッシュが起きる時、心電図のモニターを見ていたら、心拍数が68→78まで、約10以上も急上昇していることが分かりました。
そりゃぁ平時からホットフラッシュがしんどいワケだ。
それにしても、定期的に看護してくれる看護師さん達に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
看護師さんにとっては仕事の一つとして接してくれているのだろうけれど、それでも、そうした論理的なやさしさで愛情とか人情って伝わるもんなんだなと。
他人に合わせることがやさしさじゃないんだな、なんてしみじみ思ったりしました。
朝が近づくにつれて、麻酔から目覚めるように胃腸も動き始めたのか、お腹が空いてきました。
▼スマートリングで心拍数測定▼
病室に戻ってリハビリ開始
手術をした翌朝9時頃ー
回復室から病室へ、私はベッドに寝たままの状態で運ばれて移動しました。
病室に戻ってから、電動ベッドの背もたれを起こして、なんとか上半身を起き上がらせることができました。
でも動くと尿のカテーテルによる違和感を感じて、それが気になりすぎて、上手く体勢が保てなくて、お尻と腰が痛い。
お昼になり、やっとご飯を食べられました♪お昼ごはんはお粥でした。
丸1日半を絶食していたので、お粥がとてもおいしかったです。
午後からは早速、リハビリが開始されました。
リハビリ療法士さんの指導でリハビリしていくんですが・・・
昨日手術したばっかりのリハビリは結構きつくて(涙)
想像以上に腕が上がらないし動かない。
力が入らない。
そして痛い。
脇にあったしこり部分を切除したのと、リンパ郭清もしたので、腕~脇~肩を動かす回路がごっそり消えてしまったような感じです。
そしてがっつり切って縫い合わせている皮膚と肉が、動かすことで引っ張られると痛い痛い・・・。
元のように腕を動かせるようになるのか、不安になります。
「起き上がって歩けたら尿の管を外します」とのこと。
尿の管を外してもらいたい一心で、外してくれるなら歩きますとも!と思い、なんとかベッドから降りて、室内を歩きました。
麻酔でだいぶ体力を消費したのか、生まれたてのバンビのような歩き方しかできません。
どうにか歩いて、管を外すOKを出してもらいました。
痛み止めの点滴の管も抜いてもらいました。
自分で食事ができるようになったので、痛みがある場合は錠剤の痛み止めを飲んで対処することになります。
尿と点滴の管が外されると、だいぶ楽になりました。(胸部のドレーンは入ったままです。)
とはいえ、脚にも手にも力が入らず、動かすと痛いし、しんどくて、自力でトイレにいくのも一苦労。
一つの動作にかなりの時間がかかりました。
▼『がん保険の専門家』に無料相談申込▼