引き換えに、手にしたものも大きいと思いたい

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副乳がん告知後、

過去のことを振り返り、あの時、あの時、あの時・・・と後悔ばかりが募りました。

しこりがあったにも関わらず、痛みがあったにも関わらず、病院で何度も検査を受けていたにも関わらず、

1年間以上もの年月が経過して、今になってやっと「がん」だと診断されたことで、

今から思っても仕方のないことなのは分かっているけれど、

  • あの時に生検を希望していれば…
  • あの時セカンドオピニオンに行っていれば…
  • あの時もっと疑っていれば…

と、「あのときこうしていれば」という思いばかりが頭に広がっていました。

 

だけど、それでも、

 

「がん」だと診断されなかった1年以上の間、

私は、自分が「がん」だとは知らずに過ごしてきたからこそ

そのおかげで

手に入れることができたこともあったはずだと

決してポジティブになれたからではなく、

メンタル的に厳しい状態の自分に言い聞かせようとする意味を含めて、日記に書いていた言葉がありました。

 

当時の日記より


2024/08/18
 
引き換えに、手にしたものも大きいと思いたい。

仕事を始めてここまでやって来れた。

新しい人と知り合うこともできた。

人との繋がりを取り戻すこともできた。

だから、手にしたことも大きい。

だから、後悔の渦に飲まれてるけど、

後悔の波に襲われてるけど、

後悔だけじゃない部分を見ていこう。

私が時間をかけて手にしたものはとってもとっても大きいんだ。

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