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がん告知後から、手術までに受けた検査について。
副乳がんと告知を受けたとき、ドクターから、まずは手術で腫瘍がある部分を切除することを提案されました。
この時すでに、腋窩リンパ節と鎖骨リンパ節に転移が認められたので、リンパ節郭清をする必要もあるとの説明を受けていました。
脇にかなりの痛みが出ていたので、痛みから解放されたい一心で、手術することについては快諾しました。
リンパ節まで切除されるのは辛かったですが…。
手術日や手術方法などの具体的なことはまだ何も決まっていない状況でしたが、手術に向けて、がんの広がりをより詳しく調べるために、追加で検査を受けることになりました。
ちなみに、副乳がんだと診断される前に受けていた検査は
- 超音波エコー検査(胸部)
- CT検査(オムニバーク造影剤あり)
- 生検(コアニードル針生検)
です。
2024年8月|手術に向けての追加検査
手術に向けて追加で受けた検査は
- 骨シンチグラフィ
- MRI
です。
骨シンチとMRIはそれぞれ体内に造影剤を入れて撮影をしますが、どちらも同じ日に撮影できるとのことだったので、同じ日に撮影しました。
骨シンチグラフィ
骨シンチは定期的に検査していたので、慣れている検査の一つ。
注射で造影剤を入れて、造影剤が体内を巡るのを待つため、3時間後に撮影が始まりました。
スライド台に仰向けになって、ベルトで固定され、そのまま動かないように寝て、20分くらい撮影しました。
撮影機械が顔すれすれくらいまで下がってくるので、慣れてない頃はびっくりしてたけど、今はもう慣れているので、おーきたきた、って感じです。
途中、モニター画面が見える位置にくると、自分の骨の画像が作成されていく様子が見えました。
MRI
スライド台の上にうつ伏せになって、乳房を撮影しました。
撮影中はかなり大きい機械音がしてました。
私の副乳がんは脇に発生していたので、ちゃんと脇まで撮影してくれるのか不安でしたが、後日病理画像を見たら、ちゃんと脇まで撮影ができていまいした。
プロハンス造影剤を使用したんですが、MRIの撮影後、造影剤の副作用なのか身体がかなりしんどくなりました。
メンタル的なことも影響していたのだと思うけど、身体がだる重いというか、身体に力が入らないというか、どっと疲れた感じで、しばらく椅子に座って休まないと動けないくらいでした。
骨シンチもMRIも造影剤は尿から排出されるので、多めに水分を摂ってくださいと言われました。
売店で水を買って、骨シンチの撮影後に500mlの水を1本、MRIの撮影後も500mlの水を1本、がぶ飲みしました。
それにしても、待ち時間が長くて一日がかりだったのと、造影剤が身体に負担になったのとでこの日はかなり疲れました。
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2024年8月|追加検査の結果説明
1週間後ー
骨シンチとMRIの結果説明を聞きに行きました。
骨シンチの結果、骨への転移はみられませんでした。
MRIの検査画像には、脇のしこりがはっきりと映っていました。デカイ・・・
そして、手術をすることが決まりました。
痛みがどんどん増していて辛かったので、最短での手術日を希望し、予約をしました。
予想よりも早い日が空いていて予約できたので、ほっとしました。
早めの日程で手術の予約ができたことには感謝しかありません。
手術が決まったことで、少し安心できました。
2024年8月|手術前検査
手術日程が決まったので、次は、手術での全身麻酔に耐えれるかどうかを調べる検査を受けました。
術前検査で受けたのは次の4つの検査でした。
- 採血
- 検尿
- レントゲン(胸部)
- 心電図
1度目の乳がんのときは、肺機能を調べる検査もあったんだけどな。今回はありませんでした。
それから、乳腺専門看護の看護師さんと面談してもらいました。
手術への不安や、手術後の生活についてなど、仕事のことも、色々と相談させてもらいました。
あとは、手術・入院に関する説明も受けました。
2024年8月|遺伝性乳がん検査
それと、ドクターから遺伝性乳がんの血液検査を提案されました。
以前にも、1度目の乳がん治療が落ち着いてきた頃に遺伝性乳がん検査を提案されたことはあったのですが、当時は検査できる病院が遠方だったり、検査料金が今よりも高額だったり、何より自分自身のメンタルがついていかなかったりで、検査を受けていませんでした。
この度、
AYA世代(若年世代)で2度のがんとなったため、今後の治療方針のためにも受けた方が良いです
と改めて説明を受け、
遺伝性乳がん検査も受けることにしました。
乳がん遺伝性検査については、また別の記事をアップする予定です。
今月は検査だらけ
そんなこんなで、8月は検査だらけでした。
がんの告知後に一番気になるのはやっぱり、「がんがどこまで広がっているか?」ということ。
CTの検査結果で、すでに腋窩リンパ節や鎖骨リンパ節への転移があることは分かっていたのですが、もしもそれ以外にも広がっていたら・・・と考えてしまうと、不安でしょうがなかったです。
また、告知後から入院までの期間って、1ヵ月以上かかったので、その間にも病状が進行してしまうのではないか?っていう不安もかなり大きかったです。
がんになったというショックはありつつも、同時に、手術日までが本当に待ち遠しかったです。
1日1日がとても長く感じられました。